本作の公開に先立ち、“犬の日”でも知られている“わんわんわん”の本日11月1日(水)に公開記念イベントを実施しました!
4匹の吹替えを担当した秋山竜次(ロバート)さん、マギーさん、森久保祥太郎さん、津田健次郎さんが登壇し、“犬の日”に犬の気持ちになりきって即興アフレコで披露するなど、会場は大きな盛り上がりを見せました!

最初に、主人公のボーダーテリアのレジー役を務める秋山さんは「クソ飼い主に復讐するぞ!と決意したピュアなヒーロー、レジ―役を務めました秋山と申します。今日はよろしくお願いします!」と犬のカチューシャを着用し犬になりきって気合いたっぷりに挨拶。
オーストラリアン・シェパードのマギー役のマギーさんは「秋山さん演じるレジ―の復讐仲間で唯一の女の子で毛並みの美しいワンちゃん、マギー役のマギーです。今日はよろしくお願いします」、ボストン・テリアのバグ役の森久保さんは「野良犬界のカリスマ、バグを演じました声優の森久保祥太郎です。よろしくお願いします」、グレート・デーンのハンター役の津田さんは「繊細で心優しい大型犬でどちらかと言うと気の弱いハンターを演じました津田健次郎です。よろしくお願いします」とそれぞれに挨拶をしました。

秋山さんはイベントに備えて今朝から犬になりきることを徹底していたそうで、トイレも行かずに楽屋に敷いたペットシーツを使用していたという早くも“犬ジョーク”が飛び出すなか、犬役を演じる上での感想や役作りについて問われると、声優としてこれまで犬以外にも様々な動物を演じたことがある森久保さんと津田さんに対し、秋山さんは「役作りもどうしたらいいか最初分からなかったですね、犬と言ってもずっと吠えているわけではなくちゃんとした台詞があるので」と振り返りました。
森久保さんが「秋山さんの声をお聞きした時に素朴な感じがピッタリだったのと、マギーさんもですがお二人ともお上手でビックリしました!」と絶賛。
声優初挑戦がまさかの犬役となったマギーさんは「この作品で声優デビューさせていただいて、気持ちをどう入れていけばいいか分からなかったのですが、英語バージョンを観た時に感じた気品のある強い女性像を意識しました」と役作りについて明かしました。津田さんも「何の違和感もなく、本当にピッタリでした!」とその気品のある犬ぶりを賞賛しました。

続いて、「ペット、闇堕ち」という目を引くキャッチコピーにちなみ最近自分が闇堕ちしてしまった、もしくはしそうだったことついて聞かれると、津田さんは「台詞でチムコって書いてあるんですが、どうしても言っちゃうんですよね。正式名称のほうを(笑)それで闇堕ちしそうになりました」というエピソードを明かすと、他キャスト陣も本作ならではの隠語のバリエーションと頻度の多さに共感。秋山さんは尿管結石によくなるそうで、チ〇コの先に出て来た石を捕まえてネックレスにしたというトークを展開し、会場を笑いに包みました。

レジ―たち4匹がクソ飼い主のダグに復讐するため、大事なモノを食いちぎろうとする本作にちなみ、キャスト陣が「これだけは奪われたくない」という大事なモノを聞かれると、津田さんは「声ですかね。声取られたら困っちゃいますね」と自身の商売道具を挙げ、森久保さんは「色々な作品をやらせていただく中で、変化球というか曲者の役が多いのでその需要を失くさないように守っていきたいです」と回答。
マギーさんは「愛犬がいるのでワンちゃんだけは奪われたら生きていけないです」と答え、続けて秋山さんは「この恰幅は奪われたくないですね!いつでも見せられるように髪にも身体にも死ぬほど椿オイルを塗ってます」と言いながら立ち上がって自慢のお腹をマスコミ陣に見せつけました。

飼い主のダグとボールで楽しく遊んでいると思っていたが、実は飼い主から捨てられている最中だった!というピュアすぎるが故の切ない勘違いをしていた本編にちなみ、自分だけがズレていたことや、間違いをしてしまった天然エピソードについてのトークへ。
秋山さんは「俺はバルサミコ酢ですかね、“バルサミコス”かと思っていたら“バルサミコ酢”なのかと去年気付きました」と回答。
マギーさんは「飛行機の予約の取り間違いは多いですね。1か月先の同じ飛行機を間違えて取ってしまってチェックインの時に指摘されて気付くとかはよくあります」と答え、続けて森久保さんは「スタッフが空港のカウンターにチケットを預けていたのですが、名前を名乗っていたら森久保ではなく“ミリ”久保様のチケットならありますと言われ(笑)そのやり取りで飛行機を乗り遅れてしまうものの、反対側の航空会社に行ったら乗れると言われ急いで向かったら今度は“ノリ”久保としてチケットを予約されてたことがありました(笑)」という衝撃のエピソードを展開しました。

トークも盛り上がりを見せたところで、ここからは犬役を演じた4名が本国アメリカのプレミア映像を元に即興アフレコへ挑むことに!
MCからの急な無茶ぶりにキャスト陣からブーイングが起こるものの、ウォーミングアップにそれぞれが犬の鳴き声を再現しつつ、大喜利のプロ、秋山さんがお手本として1人4匹というハードルの高いアフレコにチャレンジした後、今度は4名全員でチャレンジ!1度見ただけの映像の即興アフレコに挑戦するというなかなかの難易度に苦戦するも、各キャスト流石のプロぶりに会場は大きな盛り上がりを見せました。

最後にマギーさんの愛犬でチワックスのルクちゃん(10歳)が登場!ルクちゃんのキュートな姿に全員が癒されながら名残り惜しくも終了の時間が迫り、最後に津田さんが「とても下品ですが笑っていただける映画になっているので、ぜひ観に来ていただけると嬉しいです」とアピールしました。
森久保さんは「全編に渡る軽快なコメディ感、下品感に油断していると急に心を持っていかれるホロっとくる部分があり、思わず家に帰って愛犬に会いたくなるのと同時に色んな映画のオマージュが散りばめられた痛快なコメディ作品になっているので、ぜひご覧になってください」と挨拶。
マギーさんは「愛犬家からするとちょっと胸が痛いシーンもあるのですが、吹替え版は特に皆さんの声が本当にピッタリで感情移入が出来る作品になってますので、家族とでは難しいかもれませんが(笑)ぜひ観に行ってください」、秋山さんは「ここまで犬の感情に振り切った映画ってないと思うのと、ちょっと感動する部分なんかもあったりするのでぜひ見てほしいです。私の、そして皆さんの渾身の犬の演技をご覧ください」と挨拶し、熱気に包まれたままイベントは終了しました。